孤独との出会い

私は、生まれた時から元気いっぱい少女でした。

やる気と元気があって、笑顔が溢れていて、

家族にたっぷりの愛情を注がれて、

周りに人がたくさんいました。

 

「真面目過ぎる」「気を遣い過ぎる」は消せない性格だと思います。

「優秀」「優等生」「いい子」と言われるのは今でも嫌いです。

 

高校生の時は、進学校に進み、同じ勉強のレベルで、

優しくて真面目な友達が多く、私はこんなに幸せでいいのか、

と常日頃思っていました。

部活や勉強では、悔しくて、辛くて、たくさん泣きましたが、

家族や友達、仲間がいました。

 

大学生になると、私はこんなに幸せでいいのか、

もっと強く思いました。

これまで、友達は多くとも親友はいなかったけど、

大学生になると、感じることや、目指すこと、

嫌なこと、楽しいこと、全部が似ている友達が出来、

初めて親友が出来ました。

学生団体での活動や就活で辛くたくさん泣きましたが、

いつだって、助けてくれて、傍にいてくれて、支えてくれて、

時には叱ってくれる大親友がいました。

家族にも何度も支えられ、寂しい夜はお母さんと電話しました。

 

私の就活は失敗だったかもしれません。

社会人一年目は営業成績も良く、周りにも恵まれ、

自分でお金を稼ぐことや、やりたいことをやり、

涙はたくさんありましたが、生きがいを感じていました。

 

私の幸せの記憶は、そこで止まっているような気がします。

辛く、孤独で、寂しく、何だか不幸な感じが、

よぎり、こびりつき、私を壊すようになりました。

つきたくない嘘もつくようになっていたかもしれません。

 

自信や目標が無いと生きていけない性格の私には、

一人暮らしをすることが合っていないのか、

営業をしていることが合っていないのか、

働くことが合っていないのか、

関東が合っていないのか、

趣味が無いことが合っていないのか、

何が悪いか分かりません。

 

それが分からないと次に進めない気もするけど、

一人暮らしをしながら関東で働くことにチャレンジしたい

気持ちは素直な気持ちだと思うので、

何とか前に進まないといけません。

 

でも、仕事のことを考えると「孤独」という言葉が頭をよぎります。

もちろん、独り身も長いので、優先順位高く、恋愛をしようと思います。

 

理想を言うと、向上心の持てる仕事をし、日々料理をし、

恋愛感情を持って、常にだれかと通じ合っていることを実感し、

勉強しながら自分の成長を感じ、手帳を使って記録し、

有り余る活力を誰かの手助けに使いたい。

 

そんな理想を描くと、同時に現実への不安が押し寄せて、

効いているのか分からない薬を飲んで、心を休めた気にさせる、

そんな毎日を今は送っています。

 

いつか、自分を律して戦わないといけないことを分かっていながら、

戦うなら一緒に考えてくれる家族が傍にいることが分かりながら、

それでも怖い毎日を送っています。

どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、

これが頭の中の口癖です。